最終更新日:
公開日:
AGA治療薬(フィナステリドとミノキシジル)を服用していますが、最近では性行為中、勃ちが悪く、中折れすることがあります。薬の副作用は関係あるのでしょうか?(30代男性)
フィナステリドとミノキシジルの主な副作用は、フィナステリド【男性機能低下】ミノキシジル【動悸・むくみ】になります。 AGA薬の影響でとなるとフィナステリドが有力になります。 しかし、フィナステリドの副作用の発現率は数パーセント程度だといわれていますので、EDの原因は間違いなくフィナステリドだと断定するのはやや難しいところです。 EDについては大きく3つの原因があります。 ①心因性のED ②器質性のED ③老化 この3つです。 器質性は、糖尿病や高血圧などの疾患が原因である事や、脊髄の損傷や陰部の手術、物理的な損傷などが影響してEDになります。 一方で心因性のEDは、性行為を失敗した時の記憶や上手くいくかどうかの不安、勃起しないという思い込みなどそれらがストレスになりEDになります。 今回のケースでは、AGA薬を使うことによる副作用の心理的なストレスと老化による男性機能の低下が有力かと思います。 ただ、純粋なフィナステリドの影響も可能性はゼロではありませんので、脱毛が増えるリスクはありますが、気になる様であれば一度休薬してみるのも良いかもしれません。 休薬後EDが回復すれば、フィナステリドの影響の可能性が高まります。 当院では、AGA治療薬と併用も可能なご自身の血液を使用した「PRP毛髪再生医療」を行なっております。 男性のAGA治療のことならお気軽にご相談にご来院ください。
記事監修:神戸中央クリニック