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男性の薄毛AGAは聞いたことがあるのですが、FAGAとはどのような症状なのでしょうか?
最近では女性薄毛も一般化してきており、女性というワードを単独で使用する「女性型脱毛症」という言葉も誕生しています。その中で女性でありながら男性型脱毛症の様相を見せるのが「女性男性型脱毛症」です。
基本的には脱毛箇所で判断できます。
男性型脱毛症では、頭頂部・前頭部・生え際などが顕著に薄くなりますが、女性はこれらの部位が集中的に薄くなるという事がありません。
どちらかといえば全体的にボリュームがなくなるというのが特徴です。
しかし、女性で頭頂部が露出したり、生え際が後退してきたりする事があります。この様な状態を女性の男性型脱毛症といいます。
男性ホルモンが原因だと言われ、男性型脱毛症と全く同じです。
男性ホルモンの影響が出てしまう位、女性ホルモンの影響が少なくなってしまった場合に起こってきます。
主に閉経後の女性に多くみられるようです。
対策として、男性の様にフィナステリドやデュタステリドを女性は使えない為、比較的効果の緩やかなパントスチンなどの外用薬を使って男性ホルモンの影響を抑えたりします。
いずれにしましても、どのような脱毛症なのかは自分自身では判断が難しい為、専門医の診断を受けられる事をお勧めします。
FAGA(女性男性型脱毛症)のことなら、お気軽にご相談ください。
記事監修:神戸中央クリニック
院長馬場 幹治