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フケの量が増えたと思ったら、頭皮に湿疹ができていました。 最近になってかゆみが増し、抜け毛も増えてきたように感じます。 このまま男性型脱毛症に発展する可能性はありますか?(20代男性)
【フケの量が増える】
【頭皮に湿疹ができる】
【かゆみが増してきた】
【抜け毛が増えてきた】
これら4つの思い当たる現象の中で「抜け毛が増えてきた」というのはAGAの可能性があります。しかしフケの原因や頭皮の湿疹、痒みなども男性ホルモンが原因で起こっているかもしれません。 頭皮環境が悪くなる原因の1つとして過剰な皮脂の分泌が挙げられます。 この皮脂の分泌は毛穴の中に存在する脂線がテストステロンによって刺激され皮脂を分泌します。言い換えればテストステロンの影響を受けて皮脂の分泌量が増えれば痒みや湿疹、フケの増加の原因にもつながります。 また、AGAの原因はDHTです。 DHTはテストステロンが還元酵素と結合して生産される強力な男性ホルモンです。 頭皮環境が悪くなってきたという事は、男性ホルモンの影響が強くなっている可能性があるので、男性型脱毛症にも発展する可能性は考えられます。 頭皮の異常は皮膚科を受診し、抜け毛の相談は薄毛治療専門のクリニックを訪ねるのが良いでしょう。 抜け毛の悩みは、神戸中央クリニックへご相談ください。
記事監修:神戸中央クリニック
院長馬場 幹治